イルカはプカリプカリと泳ぐ

熊本天草旅_8

(天草旅まだ続いています ^_^; )

 

翌日早朝には帰路につくという日の午後、最後の小旅行に天草下島最北端の鬼池港から30分で長崎県雲仙島原に着くフェリーを選んだ。

 

天草ではイルカウォッチング専用の船に乗れば93%の確率で回遊している自然のイルカを見ることができる。

私は船酔い率100%、というか飛行機と小さな船は怖い。

なのでイルカを見ることは諦めていたけれど天草のあちらこちに行っている時に「ごくたまにフェリーでもイルカを見ることができる」という話を小耳に挟んだ。

 

もしかしてという一縷の望みで、ほぼ酔わない怖くないどころか大好きなフェリーに乗船した。

 

ライダー軍団も乗り込んだフェリーのデッキで望遠レンズ付きのカメラで遠くの島々や船を眺める。

もうこれだけで幸せなのだけれど「もしや」と思い、チラッとでもイルカの影を見られたらと期待してレンズを向けた。

 

あっという間に島原に到着。

一旦降りて帰りのフェリーに乗船。

 

30分遠くを見続けたけれどやはりイルカは見られない。

あと僅かで鬼池港に着く。

デッキにいた周りの人々は降りる準備のためみんな甲板へ降りて行った。

 

それでも諦めきれずに海を見ていると家人が「あ、いた!」と声を上げた。

指差す方向を見るとイルカの群れが船のすぐ近くで泳いでいる。

15頭ほどの群れがプカリプカリと泳いでいる。

 

水族館では調教されたイルカを何度も見ているけれど、比べ物にならないぐらい感動した。

自然の海で悠々と泳ぐ、私たちのことなど気にする様子もなく泳ぐ姿を間近に見て言葉にできないほど感激した。

 

カメラを構えるのを忘れて見入ってしまった。

 

なんだか思い出して興奮してしまい、いつも以上に長い文章になりました。

なんとか撮った1枚を添えます。

 

 

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