(今週のインスタブログはGWモードです)
3月の終わり、残った青春18きっぷで普通列車日帰り旅をした。
目的は兵庫県北部、余部鉄橋の東、「鎧(よろい)駅」
駅のホームに降り立つと写真1枚めの景色。
(写真3枚めは地下通路に地元の子どもたちが描いた壁)
遠い昔、ほんとの青春時代、京都から普通列車で地元に帰るとき「鎧駅」に停車した。
当時は列車旅を楽しむためではなく、旅費を抑えるために各駅列車に乗った。
あの日も雲ひとつない天気で車窓越しにこの景色を見た。
何十年もずっと記憶に残っていてもう一度見たくて列車に乗った。
当時何かに悩んでいた気がするけれど、憶えているのは今も変わらないこの景色だ。
帰路、浜坂駅で乗り換え。
30分ほど時間があるので駅前で昼食にすることに。
「えも言われぬ」佇まいの駅前のうどん屋に少しだけ勇気をだして入る。
旅先だから入れるんだけれども、同じ列車から降りた若者は建物を見て悩んでいる様子。
結局入らなかった。
駅前は食事が取れるところが少ない。
今ごろ、どこで食べているんだろうか、と思いを巡らす。
「若者よ経験を積むと入れるようになるよ。」と
「えも言われぬ」鳥なんうどんを食べながらひとりごちた。
(次回に続く)