印象に残った場所と本

お休みということで、私的な話題Ⅱ。

 

今年印象に残った場所から。

秋、岡山県蒜山~鳥取県大山を8時間ちかく動き周っている途中で長く留まった場所。

人の姿もなく、紅葉だけが燦然としていました。

 

今年印象に残った本3冊

・ミカエルの鼓動 柚月裕子

今年は「よかったぁ」と思える小説に巡り会えませんでしたが、晩秋になって一気読みした本です。

大学病院で手術支援ロボット「ミカエル」を推進する北海道の心臓外科医が主人公の医療小説。

病院長や経営部門、ドイツ帰りの天才医師との軋轢、そして自分自身の葛藤とプライドが12歳の少年の手術に与える影響。

身近な人が大きな手術を受けた経験があると、患者側の気持ちもリアルに感じます。

主人公がその後どのように変わったのかが気がかりです。

 

・嫌われた監督

~落合博満は中日をどう変えたのか~

この人ほど好き嫌いがはっきり分かれる野球人も珍しいですよね。

監督になってもマスコミにいい顔もリップサービスもなし。

語らない、うつむいて歩く、いつも独り、そして嫌われる、組織の枠からはみ出したリーダー。

作者はスポーツ新聞の駆け出し記者時代から中日を担当。

小説風にも感じる、どこかかわいた文章が私には読みやすく、また胸にグッと来る場面も何度もあり、ページをめくる手を止めたくなかった。いい本です。

 

・冬の旅

~ザンスカール、最果ての地へ~

寒さに弱い私が真夏に読んだ本。

本のタイトルはシンプルで控えめだけど、ひたすら寒いこの旅を表現していますね。

冬と夏しかないインドの北の方、氷の壁に囲まれた渓谷を何日もかけて旅する日本人と現地の二人の現代の厳しい探検冒険行。

点在する村の民家に泊まったり、かろうじて見つけた洞窟に寝場所を見つけたりと、厳しい旅が続くのですが、村人との会話や食事のシーンなどは心休まります。

こんな旅本をもっと読みたい。

 

大晦日2021年も365日目。

おかげさまで今年も楽しい一年でした。

仕事も私事も毎日のようにたくさんの人にお世話になりました。

ありがとうございました。

みなさん、良い年をお迎え下さい。

 

 

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