今年読んだ本から

今年最後の写真は2020年最も記憶に残った風景。

6月の朝焼けですが、ほんの一瞬の色です。

 

お休み中ということで前回に続いて私的な話題その2。

 

2020年読んだ本の中から印象に残った3冊。

(小説に絞りました)

 

 

・「ザリガニの鳴くところ」

今年読んだ本の中でダントツでした。

電子書籍で読み、スマホの読み上げシステムで

ロングウォーキングで聞いて、

結局手元に置いておきたくて書籍を購入しました。

 

アメリカ南部、ノース・カロライナ州のほとんど人が寄り付かない湿地帯の森にひとり住む"湿地の少女"の人生。

自然描写の美しさと少女の孤独と人恋しさを描く前半から、

殺人事件が起こりその裁判の行方という複雑な要素が絡む後半。

ザリガニが鳴くところで生きた少女カイアの物語。

 

私の下手な文章では表せないですが、

読後感が深く、ずっと心に残っている本です。

 

 

・「宝島」

戦後の沖縄が舞台。

深い絆で結ばれた3人の幼馴染みが警官・教師・テロリストになり、

それぞれの道を行く青春ストーリー。

熱いです、圧倒的です、大作です。

 

 

・「ノースライト」

建築家の主人公は「ご自分で住みたいと思う家を建てて欲しい」

との不思議な依頼で1軒の家を建築。

その家は業界でも絶賛されるが、

依頼主は一度も住むことなく一家蒸発していた。

残された一脚の椅子を手がかりに主人公は一家の行方を追いかける、

家族の再生を描いた感動的な建築ミステリー。

 

読み終わるのがもったいないと感じた本です。

 

 

番外編

「子どもと一緒に見つける草花さんぽ図鑑」

図鑑好きですが、これは読んで楽しむというより実際に持って歩いて役に立つ本です。

いつもの散歩道、というかそのへんの道端に咲いている草花の図鑑。

見やすくてわかりやすい解説つきの写真。

 

植物図鑑たくさんもっていますが、これが一番かも。

 

 

今年最後のインスタブログです。

最後もやっぱり長くなっちゃいました。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

2020年もあと僅か。

いっぱい色んな思いがありますが、

なにはともあれ、無事大晦日を迎えられそうです。

 

ほんとうに本当に一年間ありがとうございました。

みなさん良い年をお迎えください。

 

来年は良い年にしましょうね。

 

 

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